
外国人採用サポートセンター「アンサー×アンサー」を運営する
(株)アリスは開発ものづくりの会社です。
ベトナム人エンジニアを雇用して、試作品や治具、部品などを製作しています。

製作指示で意識している事は、「伝える」事ではなく、「伝わる」
ようにする事です。
伝えても仕方ありません。
伝わったかどうか!?
伝わってなかった場合は指示ミスとして注意しています。

リピートは問題ありませんが、新規で製作する部品や治具では
伝わっていないと失敗してしまいます。
だからと言って、何でもかんでも書けばいいって訳ではありません。
重要なポイントがわかりにくくなります。

シンプルに整理してから伝えていく事が重要です。
伝わったかどうか!?
何度確認しても伝わっていない場合はミスします。

指示書や図面、データでの説明はもちろんの事、ポンチ絵や参考画像
なども含めて、いろいろな伝わる方法を工夫して伝えています。

もっとも重要な事は、「伝わる」よう強く意識しているかどうかです。
「伝える」事を意識していると「伝わらない。」事が起こります。
伝えたのに!!
なんて相手のせいにせず、どうしていたら伝わっていたのか?
そう考えるだけで「伝わる」ようになっていきます。
特にニュアンスを外国の人たちに伝えるのは難しく、ポイントを抽出して
複雑な事をシンプルに整理する知恵が必要となります。