ベトナムの現状を把握するために、ハティンというベトナムの中北部に行きました。
首都のハノイから車で約7時間程度。
ベトナムは高速道路が未完成で分断されていて、高速道路と一般道を繰り返し走行するので移動に時間がかかります。
それにハノイから遠ざかれば遠ざかるほど道が悪くボコボコです。
ベトナム人エンジニアや技能実習生、留学生や送出機関の人たちが言っていた出身地を通って向かいます。
今回は留学生と一緒にベトナムに来ました。
ハティン出身者たちで家族に会って元気で暮らしている事を伝えて欲しい。
そういう依頼があり、ベトナムにやって来ました。
私はハノイや周辺の都会よりも、今日本で働く人が増えている田舎の現状を知りたくて来ました。
大家族が多いのですが、世帯収入が3万円程度。
とても厳しい状況の中でも明るく元気に暮らしていらっしゃいました。
日本から帰国した技能実習生の息子が貯めたお金で家を新築されている人もいました。
500万円でそれなりの家が建つとの事。
トイレは牛や鶏といった家畜のいる囲いのない場所で、草を混ぜて餌として与えるとの事でした。
大きなタライに貯めた水で料理や手洗いなどをしていました。
外国の人たちのハングリーさはこういった環境から育まれるのだろうと思いました。
開発試作アリスのベトナム人エンジニアがCAD/CAMを使って切削加工している動画です。
ぜひご覧下さい。